伊藤園 お～いお茶新俳句大賞
第二十回
佳作特別賞
ぶどうがりみんなのべろはおなじいろ
パパとママどっちがすきかきかないで
だいじょうぶぼくがいるよとお月さま
バスの中おちばのおきゃくものってます
あきのそら赤やきいろのかぜがふく
かぶとむしおこりんぼうのあまえんぼう
やどかりはリュックサックをせおってる
おにやんましっぽのながいヘリコプター
かぶとむしリズムたのしくみつたべる
雪だるまおへやの中にいれちゃだめ？
どっちかなねてるこおってるきんぎょさん
きばみたいぎざぎざしてるしもばしら
おてつだいかたぐるましてふきそうじ
字あまりを気にするぼくはしんけんだ
おじいちゃんとおさんぽ花の名前言う
かみさまがすわるところだかがみもち
しろいくもぷかぷかうかんでおひるねちゅう
けんかして空をみあげてなかなおり
かけ足がはずむよ空が青いから
くじらぐもお手がみくれてありがとう
そのげんきすこしくださいほとけのざ
大なわでせんせい入れてれんしゅうだ
きたかぜがなかまといっしょにとんでくる
むしくいのはっぱがかおになっている
しろいゆき山がよんでるぼくのこと
せつぶんにおしゃべりおにをおいだすぞ
大そうじまいごのけしごむおかえりなさい
先生に手があたたかいといわれたよ
うれしいなたばこをやめたおとうさん
なにかこう大きながようしそとはゆき
入学の記ねんにさくら押し花に
ひなまつり今日だけわたしも大いばり
じいちゃんとはだかのつきあいぽっかぽっか
わらじはくすず虫寺のおじぞうさん
手ぶくろの中でぼくの手うれしそう
うつくしいきょくをきくとあたたまる
あやとりでこんがらがってる手と頭
るすばんもすごく楽しいお正月
おとうさんあくびをするとねるしるし
はつ日の出ぼくの願いもかがやくよ
すずしいな走ると風がついてくる
きれいな字ソースみたいにこく書こう
みずくさがかわのなかでけんかちゅう
弟はつめの間もみかん色
おとし玉み来がふあんだためておく
日がしずむ絵のぐが空でながれだす
ひとりぼっちで帰るかぎが光ってる
おしゃべりをだまって聞いてる雪だるま
牛年がゆっくり来てね今ついた
おかあさんえがおいっぱいこわくなる
