受賞作品

伊藤園 お~いお茶新俳句大賞

佳作特別賞

大切にしすぎてなくしたものもある

兵庫県 生田 智広 15歳

木の実無く獣も里に迷いけり

兵庫県 石原 優子 15歳

はぁ~っと親子で窓にらくがき

兵庫県 坂井 沙弥 15歳

赤青黄全部おいしいかき氷

兵庫県 濵田 奈穂美 15歳

ばいばいと最後にいう声桜色

兵庫県 和田 直子 15歳

雪みたい私の願いつもりすぎ

兵庫県 山本 祐梨子 15歳

一番星食べたらきっとこんぺいとう

奈良県 杉本 優子 15歳

合格の準備している桜の木

岡山県 森分 実弥 15歳

バレンタイン一喜一憂登下校

岡山県 奥田 杏奈 15歳

しらすぼし海に戻るの夢みてる

岡山県 渡辺 美紀 15歳

「好きです」のただ四文字が苦しいよ

岡山県 平井 智美 15歳

夜桜は大人のにおいがチョットした

広島県 瓜生 有希 15歳

夜気の中匂い袋の香が薫る

広島県 沖 慧美 15歳

遠花火海のかなたにふっと消える

広島県 廣中 佑亮 15歳

亡き祖父の心がこもるひな人形

広島県 河野 美穂 15歳

かきごおりいろんな色の服を着て

広島県 早稲田 華帆 15歳

にじかかる大きな円をくぐりたい

広島県 古川 千恵 15歳

風台風耳ふさいでる島中が

広島県 高橋 典恵 15歳

雨の中百葉箱が泣いている

広島県 平田 直也 15歳

蝉時雨宿題の山片付かず

山口県 大西 梨絵 15歳

たった今15の朝に桜咲く

香川県 四宮 愛美 15歳

あかぎれをした母の手に手を重ね

愛媛県 佐伯 綾香 15歳

猿たちのおしくらまんじゅうほっかほか

愛媛県 石川 由紀 15歳

靴跡は親子らしくて雪の道

愛媛県 中村 美紀 15歳

踏んでみる雪の深さを知りたくて

福岡県 是此田 啓 15歳

めいっぱいすいこんだ冬の朝の色

福岡県 福田 祥子 15歳

弟の歓声聞いて雪を知る

福岡県 吉原 若菜 15歳

鉄橋を秋の夕日と渡ってる

福岡県 梶原 千奈微 15歳

髪切れば鏡の中にこけしいる

福岡県 山下 侑希子 15歳

寒空の下で手渡し激励句

福岡県 中川 彌智子 15歳

うつむいてこっそり泣いた卒業式

福岡県 小島 あや香 15歳

うんうんと聞いてやるのも思いやり

福岡県 吉永 愛 15歳

会いたくて君の町中ただ歩く

福岡県 前田 紗和 15歳

前髪の短さ気になる冬の朝

長崎県 谷口 結 15歳

ふと見ると小さくなったな母の肩

熊本県 泊 奈緒美 15歳

満月を映しきれない水鏡

鹿児島県 前田 花梨 15歳

ひまわりが太陽の中をさきほこる

鹿児島県 中村 瑠美 15歳

うとうとと夢の中まで大試験

沖縄県 知念 英梨子 15歳

慰霊の日しずまりかえる正午の町

沖縄県 宮里 緑 15歳

寒いけど田舎だけれど故郷が好き

北海道 畑中 結以 16歳

ジャングルジム一番上でのびをする

北海道 笹森 雪絵 16歳

愛犬とほのぼの過ごす春の午後

北海道 川上 琴美 16歳

はにかんだ祖母の笑顔が可愛くて

北海道 田村 啓子 16歳

赤ペンを使い切るのが楽しみで

北海道 福士 佳奈 16歳

ブランコで鳥の気持ちになってます

北海道 早坂 智史 16歳

手のひらで真っ赤な夕日を転がした

北海道 佐々木 歩 16歳

鳴き雪をふむ音連れゆく通学路

北海道 久田 彩乃 16歳

先生を母と間違え赤くなる

北海道 小倉 亜利紗 16歳

桃の花別れがくるなら咲かないで

北海道 四宮 美佳 16歳

前髪を切ると突然ひろがる世界

北海道 野口 絵美 16歳

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