


文部科学省メッセージ
この度は、伊藤園新俳句大賞実行委員会主催「第三十三回伊藤園新俳句大賞」が実施されますことを、心からお喜び申し上げます。新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中で、実施に御尽力された皆様に深く敬意を表しますとともに、受賞された皆様には心からお祝いを申し上げます。
「伊藤園新俳句大賞」は、季語や定型にこだわらない俳句を「新俳句」と定義し、より多くの人々により自由に俳句創作を楽しんでもらうことを目的に平成元年から実施されており、近年では、約二百万句の応募のうち、九割以上が小学生、中学生及び高校生からのものと伺っております。文部科学省としても、この取り組みが広く国民に浸透しているとの認識から、大臣賞を交付することとしております。
文部科学省では、人々が生涯にわたっていつでも自由に学ぶことができ、その成果が社会において適切に評価されるような生涯学習社会の実現を目指して各種の取り組みを進めております。本大賞のように、年齢や実績を問わず誰もが参加できる創作コンテストに、海外を含めて数多くの方々がチャレンジされていることは、多くの人々に俳句を通じて生涯学習の機会を提供するという観点から非常に有意義であると考えております。
結びに、受賞者及び関係の皆様のますますの御活躍と、俳句文化の一層の御発展を祈念し、お祝いの言葉といたします。
令和四年十月三十日
文部科学省
部門別応募内訳データ
新俳句応募作品のうち9割以上が学校からの応募で占められており、その多くが国語や英語の授業教材、また冬休みの課題として活用されています。
新俳句大賞学校アンケート
全国の750の小中高校に対して「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」への応募についてアンケートを実施しました。